2011年11月18日

BF175 船外機の異音

Filed under: ハーバー日誌 — 島マリン @ 3:18 PM

毎度のことですが、ブログの更新が滞っておりました。

少人数で仕事をやっておりますため、シーズン中は忙しくてブログまでなかなか気が回りません。

ようやっと落ち着いてきたので、ちょっとずつのアップロードです。

ホンダの船外機 BF175 の異音ですが、エンジン始動直後のみ ’キーッ’ という大きな異音がします。

↓音量大きめなのでボリューム絞ってから聞いて下さい。

BF175 異音 動画 (MOVファイル)

バーティカルシャフトと、その振れ止めブッシュの擦れ合い方が異常に大きくなりますと、このような異音が出る事がありまして

シャフトとブッシュの擦れ合い摩擦力が極度に大きくなると、その擦れ合い箇所から異音・熱が発生し最終的にブッシュが破損するようです。

摩擦が大きくなりますので、クランクの回転に負荷がかかってセルモーター回転がゆっくりになったり、若しくは殆ど回らなかったりすることもあります。

ブッシュの破損に伴い、ブッシュ周囲ケース側も破損したことが一度ありましたが、これはブッシュの破片が隙間に巻き込まれケースを圧迫したのではないかと推測します。

今回の処置は、この不良になったブッシュを撤去して作業終了としました。

ブッシュの役目はエンジン全体的な振動を抑えることですが、ブッシュ無しでも体感的に差は感じませんでした。

振動はエンジン単体の問題でもなく艇体とのからみがありまして、エンジンの振動と艇体の振動が共振してしまう波長がもしあれば振動を大きく感じるかもしれません。

この振れ止めブッシュのトラブルは、ホンダV6船外機の以前の仕様では特によくあるので注意しておいたほうが良いと思います。

ロアーケースを外してブッシュを覗いて見て、ブッシュの中心がずれているようならば新仕様に変更するか、又はブッシュを撤去しておいた方が良いでしょう。

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